「面白かった。」
となるだろう。
でも、なんかすっきりしない。
結局映画として何を伝えたかったのか、
ただ、マーク・ザッカーバーグのフェイスブックの立ち上げから訴訟和解までの流れの説明にしかならず、そこからどんなメッセージがあったのかがちょっとわかりにくかった。
麻薬はダメよ。とか
契約書はちゃんと見よう。とか。
天才は変人。だとか。
そういうことが言いたいわけじゃないと思うんだけど。
専門用語がたくさん出てたみたいだけど、
そこは気にならなかった。こういう仕事しててよかった。
マーク本人は、ファッション以外は全部フィクションということを言っているらしいが、まあ、訴訟されたのは事実だし、細かいところの性格とか描写はフィクションかもしれないけど、史実にはそってるみたいだから、あー、やっぱそういう世界なのね。という感じはした。
あと、マークは悪い人じゃないということだけど、良い人でもないよね。
オタクなガキ。ピュアだけどね。
逆にサリベンは良い人で真面目だけど、常識に囚われた人。
ショーンは、なんだろう。軽いね。でもネットワーク広い。営業マン。
そんな極端な3人だからこそこのフェイスブックは成功したのだろうけど、極端だからこそ割れてしまった。訴訟まで起きてしまった。
そういう所を見せたかったのかな?どうなんだろ。
んで、映画とは直接関係ないけど、
これを見たことで、自分の仕事の上で
勉強になりそうなところがあった。
そこは良かったかもしれない。
僕もこの業界に足を突っ込んでるので、
やっぱ、こういうサクセスストーリーは憧れる。
で、動機はあんまり関係ないんだな。
でも、金儲けメインでやるとダメなんだな。
何かを便利にしたい。とか。
こんなのがあったら面白い。とか。
そういう身近なところから拡げていくのが成功への道なのだろうな。
そして、常識や固定観念や既成概念に囚われて生きていちゃ、
こういうサクセスも生まれない。
常識をぶっ壊して、新しい価値観を作る。
そういう世界で僕は生きてるんだということを改めで実感した。
今のままじゃダメなんだ。
WEB業界に生きてる人は、見たほうがいいかもね。